バックテスト分析編その2

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メモリー

移動平均線を試したことで気付いたこと

移動平均線の手法を検証するためEAを組みました。

基本的にmt4上にあるインジケーターはほぼプログラムで作れると思います。

これがアナログだと膨大な時間がかかるところだと思いますので、ある程度のところまで考えがある方はもしかしたらmql4等を覚える方が近道かもしれません。
最近はEAを簡単に作れるものもあるそうなので、シンプルな手法であればそれで十分かも?

この移動平均線手法ですが、結果的には大成功&大失敗でした!
どういうことかというと、プログラムで機械的に動かした結果
トレンドは爆勝ちレンジでボロ負けとなりました。

これは出来る方からすると当たり前のことかもしれませんが、実体験としてこの辺のことがなるほど!っとなったのは大きかったです。

理屈ではそれはそうなのかもしれませんが、数字でバンッと出るとやはり自分で確かめたものは納得ができます。

ためしにトレンドの期間、レンジの期間だけで動かすと更に明白で、そういうことが一瞬で確認&納得できるのが、バックテストの強みです。

初心者の頃に移動平均線でトレードをされた方は大体経験があるんじゃないでしょうか?

ここでショートすれば、ここでロングすれば勝てるんじゃないか?実際にトレードしたらその通り取れることもあれば、そこで反発せずだったり、反発したり。

過去のチャートに出ている移動平均線の組み合わせではさも全部とれそうにも見えてしまうのですが、いざ実際にエントリーすると色々噛み合わないというような…

ここでトレンドもレンジもフォローするような仕組みは難しいということに気付きました。また人間の目で見て簡単なこと、例えばレンジなのか?トレンドなのか?みたいなこともEAに理解させるのが非常に難しいことがわかりました。

※この後様々なインジケータを試すのもその為です。

私は一日に数回チャンスがあればトレードするスタイルで、別の仕事もあるため入る機会も少なく、最終的には自分専用のEAを組むことをより意識しました。

自動売買じゃ勝てないと思い横道に逸れる

トレンドは爆勝ちレンジでボロ負け

これはトータルだとマイナスの方が圧倒的に大きくて、自動売買だと結局マイナスになる。
ただし、片方なら取れるのか!!と思いまたまた大幅な横道にそれます。

大成功のところだけを見てトレードしてみたくなったのです。
ここで今までユーロドルオンリーだったのがボラティリティの高いポンド円、ゴールドにもはまってしまったのも苦難の道の始まりでした。。w

ゴールドなんて一瞬で100pipsで4万5万取れたりでかなりはまってしまいました。

■今思うと良かったと思うポイント
ただしここもはまって、別の通貨にも手をだして負けまくりの中で得た発見がいまの手法に組み込まれているため、考えて実践と改善を考えるサイクルが本当に大事だったと思います

まず移動平均線ですが、結局は負けました。これいまならわかるのですが、過去のチャートからは確かにそうなっている、そしてそうなってここまで取れば200pips!!と簡単に説明できる。
実際に知人にこれで取れるんですとか得意気に言っちゃったりしていました。

ただ現実のチャートを前にすると『今』と『未来』の予想で動くチャートでは全く太刀打ちできませんでした。そもそも今だから思うのですがFXは予想ですらありません。
※もちろん手法によるかとは思いますのであくまで個人的な意見として

横道に逸れたせいでまたまたバックテストから離れまくってしまうのですが、結局リアルトレードだと負けまくる上に、何ヵ月もやってやっと何十または何百のトレードができるだけで、気付いた頃にはボロボロになるを繰り返し、時間を無駄にしていました。

ロジックにある程度のフローがあるなら、バックテストで何千何万と検証が一瞬で終わり、無情な結果を教えてくれるので、そのような無謀なことはしないで済むとはわかっているのに…

脳汁には抗えないのと、組む労力を考えるとどうしても楽なほうに行こうとしてしまいますorz

先ほども、以前の記事でも書きましたが、負けて悔しかったり色々気付けた点では間違いなくよかったのですが、とにかく心が折れそうでした

最終的にはバックテストではなく現実のトレードを300回程繰り返して、勝率や月の取得pips目標に達することを確認して動き出していますし、現時点でも検証トレードはやめていません。メインのユーロドル以外も混ぜてテストを少ない資金と少ないロットで行っています。より確度を上げることができるかもしれないので!

そうした中で、これ結局リアルタイムのチャートではレンジかもしれないトレンドかもしれない?がわからなくなってなんとか両方カバーする方法がないか模索を始めました

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